更新情報:Link
久しぶりの更新情報です。
サイト内の「Link」に当研究会の運営委員である江成氏が立ち上げた研究会のサイト「津軽白神ニホンザル研究会」へのリンクを作成しました。
コラムブログや運営委員の紹介ページは随時更新しております。
催事案内:企画シンポジウム「地域持続性のための野生動物管理を考え
運営委員の角田@農工大です。
私が係わっているプロジェクトが主催するシンポジウムの案内をいたします。
皆様奮ってご参加ください。
以下、催事情報:
文部科学省特別教育研究経費(連携融合事業)企画シンポジウム
「地域持続性のための野生動物管理を考える〜ガバナンスのあり方〜」
日時:12月10日(土)13:30〜17:30(12:30開場)
場所:東京農工大学農学部本館講堂
<プログラム>
13:00〜13:15 挨拶
13:15〜13:20 趣旨説明
13:20〜13:55 「野生動物管理システム論:プロジェクトの成果から」梶 光一(東京農工大学教授)
13:55〜14:35 「環境行政からみた野生動物管理の展望」渡辺綱男(環境省自然環境局局長)
14:35〜14:50 (休憩)
14:50〜15:30 「国際協力による環境保全ガバナンス支援」長谷川基裕(JICA BBEC2チーフアドバイザー)
15:30〜16:10 「生態系管理と持続可能な地域づくりのためのネットワーク」佐藤 哲(長野大学教授)
16:10〜16:25 (休憩)
16:25〜17:30 議論
※参加費無料。どなたでもご参加いただけます。
【催事案内】
運営委員の角田@農工大です。
私が係わっている野生動物管理プロジェクトの催事を案内いたします。
参加費無料ですので、奮ってご参加ください。
<以下、案内>
11月の対論シリーズは農村の撤退と存続をめぐり、徳島大学の鎌田氏と慶応大学の一ノ瀬氏をお招きして実施します。どうぞふるってご参加くだ さい。なお、フォーラム終了後に簡単な懇親会を予定しております。
第 十七回 公開フォーラム 野生動物管理システムフォーラム
日時:11月16日(水)15:30〜18:10
会場:東京農工大学農学部 2号館多目的教室
テーマ:「撤退と存続の農山村計画」
「農 山村存続のためのソーシャル・キャピタル」
鎌田磨人氏(徳島大学)
「2050年から考える農山村の姿」
一ノ瀬友博氏(慶応大学)
【催事案内】野生動物管理プロジェクト月例フォーラム
第十六回野生動物管理システム公開フォーラム・対論シリーズ第4弾
主催:東京農工大学・統合的野生動物管理システムプロジェクト
後援:林業経済学会
テーマ:「ガバナンス論の地平−森林からの二つのアプローチ−」
日時:10月28日(金)14:45〜17:45
場所:東京農工大学農学部第一講義棟25教室
プログラム:
・柿澤宏昭(北海道大学大学院農学研究院)
「問題はガバナンスなのか、ガバメントなのか?」
・井上 真(東京大学大学院農学生命科学研究科)
「協治論の諸側面から森林ガバナンスへ挑む」
・講演者による討論
司会:土屋俊幸(東京農工大学大学院農学研究院)
<趣旨説明>
自然資源管理、地域資源管理、さらには地域づくりを考える際、地域ガバナンスあるいは地域環境ガバナンスが重要であるという指摘が一般的になりつつある。しかし、では「ガバナンス」とは何かと問われると、その答えは必ずしも一致しないというのが現在の状況だろう。ガバナンスの概念の共有と、それを踏まえたより実態的なガバナンス論の展開が求められていると言える。
林業経済研究は、これまで様々な成果を社会に問うてきたが、近年においては、このガバナンス論の分野において大きな貢献が見られる。今回登壇願う柿澤氏と井上氏は、林業経済研究という枠組みを超えて研究活動を続けてきたが、両氏の研究成果は広く受け入れられ、
日本におけるガバナンス論を主導してきたと言える。しかし、その内容を見ると、両氏のこの問題へのアプローチはかなり異なる軌跡を描いている。
柿澤氏が、アメリカ国有林における市民参加制度の分析に端を発し、その後、国有林に採用されたエコシステムマネジメントの実態分析を通じてガバナンスの重要性を認識し、その後の欧米各国、さらには日本の自然資源管理の制度と実態の分析によってガバナンス論を深めてきたのに対して、井上氏は、カリマンタンにおける熱帯林の住民による管理、つまりコモンズの研究を通じた知見から始まり、東南アジアにおける森林資源管理の批判的分析から、コモンズ論を突き抜けてガバナンスのあり方を問う研究と提言を続けてきた。近年は、協治論としてより精緻な議論を展開し、さらに日本の自然資源管理のあり方にも関心を寄せてきた。
こうした中で、今回の「対論」においては、両氏の現時点での自然資源管理、森林資源管理に関わる考え方を、ガバナンスという概念を参考にしつつ、率直に語っていただき、また相互討論を通じて、その更なる発展へのきっかけを作っていただきたいと考えている。
両氏は、これまでの研究活動を通じて多くの接点を持ち、共同研究もされているが、対談形式でのテーマを絞った公開討論は、おそらく初めてではないだろうか。刺激的な熱い議論を期待したい。
【更新情報】2010年8月13日
研究会ホームページ内の「運営委員」の「個人ページ(業績欄)」を更新いたしました。
業績欄に新たな論文を追加しました。
ご興味のある方は以下のリンクよりご覧ください。
http://www.nrp-hp.com/top/member.html
【更新情報】7月のコラムブログ
7月の当会コラムブログには以下の記事が掲載されました。
・イノシシ痕跡(2010.07.30)
・五葉山のサル(2010.07.26)
・イノシシがここにも・・・(2010.07.19)
・セミナー案内:くだもの好きのけものとのつきあい方(2010.07.16)
・宇都宮大学農学部附属里山科学センター 教員公募(2010.07.10)
・なぜクマは人里に?(2010.07.08)
・動物園にクマ(2010.07.07)
コラムブログは以下のリンクからご覧いただけます。
http://plaza.rakuten.co.jp/nrpbook